古いだけと思わんといて 学生とつくるまちの未来プロジェクト

ライブハウス磔磔 [takutaku]

五感で感じる魅力、
京都ミュージシャン
憧れの場所

築150年超えの酒蔵を改築した京都の老舗木造ライブハウス、磔磔。その名前は、中国の漢詩の「蝶がひらひら舞うような、川がさらさら流れるような」という意味から付けられた。中に入ると、木造建築故の木の「匂い」や床が軋む「音」、茶色の落ち着いた「色」など様々な要素が五感に訴えかける。客席とステージとの距離が非常に近いのも魅力の1つである。京都のミュージシャンで磔磔に出演する事が目標だと語る人は非常に多い。それも、この長い歴史が築いた重厚感と観客との距離感、この2つが織りなすバランスの良さから来るのだろう。是非一度足を運び、その言語化できない魅力を味わっていただきたい。
  • 壁には、今までのアーティストを出迎える為に作られた手書き看板が並ぶ。楽屋にも看板が所狭しと並んでいる。

  • 2004年に30周年を迎え、その記念に記念に作られた看板。サインの数から、磔磔が長きにわたって人々に愛されていることが分かる。

  • ライブ・ミキシング・コンソール。複雑で精巧な音響機器が、アーティストのステージを支えている。

店舗名
ライブハウス磔磔
URL
http://www.geisya.or.jp/~takutaku/
住所
〒600-8061
京都府京都市下京区富小路仏光寺下がる
お問い合わせ
075-351-1321
アクセス
京都市営地下鉄 烏丸線「四条」駅より徒歩5分
または阪急電鉄「京都河原町」駅より徒歩5分

2021年3月31日現在の情報です。営業時間や定休日はHPからご確認いただくか、お店にお問い合わせください。

T.Kさん 京都情報大学院大学
1年生

今回の取材では、普段観客としては立ち入れない楽屋などにも入る事ができ、とても楽しい時間を過ごせました。ライブハウスというと、少々敷居が高いと感じる方もいるかもしれませんが、歴史的な建築を見るという目的でも良いので、是非一度訪れて京都の音楽シーンを体感していただきたいと思います。

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