コロナ禍で増えた?渋谷の落書きについて考える コロナ禍で増えた?渋谷の落書きについて考える
2nd Project
2020年9月26日(土)開催テーマ「コロナ禍で増えた?
渋谷の落書きについて考える」
clean&art

今回は渋谷編と題し、渋谷区の抱える「落書き」という社会課題の解決を目指すべく、
渋谷を拠点に活動をしている「クリーン」と「アート」の力で社会課題解決を行なっている
一般社団法人 CLEAN & ARTと協力し、プロジェクトに取り組みました。
クリーン&アート プロジェクト「コロナ禍で増えた?渋谷の落書きについて考える」として、
渋谷ソラスタ隣地・(仮称)道玄坂一丁目計画の仮囲いに、渋谷を現したSDGsカラーの地図アートを制作するというもので、
渋谷に住んでいる人や働いている人たちに、SDGs を連想していただくだけではなく、
「渋谷駅周辺の帰宅困難者一時滞在施設・避難場所の位置の認知度向上」や
「仮囲いへの落書き防止」という意味も込めて制作しました。
また、あえて仮囲いに絵を描くことで落書きを防止する効果もあります。

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オリエンテーション・
シール剥がし・落書き消し

  • オリエンテーション・シール剥し・落書き消し
    落書きについて考える
    一般社団法人 CLEAN & ARTと協力し、クリーン&アート プロジェクト「コロナ禍で増えた?渋谷の落書きについて考える」と題し、渋谷区に通学する学生・生徒を含む約20人が参加しました。
  • シール剥し・落書き消し
    シール剥がし・落書き消し
    当日は朝から雨模様でしたが、午前中は渋谷区内でも落書きが多いとされている道玄坂エリアにてシール剥がし・落書き消しを実施しました。
    道玄坂は渋谷内でも特に落書きやステッカーが貼られている場所が多く、参加者はやる気に満ち溢れていました。
    参加した学生は、「もっと簡単に剥がせると思っていたが、意外と大変だった」とシールを貼るのは簡単でも剥がすのは想像以上に難しいということを実感している様子でした。
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地図アートの制作

  • SDGsカラーで渋谷の街を再現!
    SDGsカラーで渋谷の街を再現!
    午後は渋谷ソラスタの隣地である(仮称)道玄坂一丁目計画の仮囲いに地図アート制作を行いました。
    仮囲いの地図アートは渋谷駅周辺の地図が描かれており、そのマス目をSDGsの目標を表現した17色の特製SDGsスプレーや絵の具を使って学生自身の手で彩りました。
    落書きではカラースプレーがよく使われていますが、実際にスプレーで色を塗るのは難航し、参加者からは「扱うのがすごく難しい」という声が聞こえました。
  • 雨にも負けず完成へ
    雨にも負けず完成へ
    当日はあいにくの天気でしたが、参加者の皆さんの「完成させたい」という熱意は雨には負けませんでした。
    最後に、出来上がった渋谷駅周辺地図の上に帰宅困難者一時滞在施設や避難場所のピクトグラムを貼り、約2時間の作業でついに完成いたしました。
    クリーン&アートの傍嶋さんは「普段ならこんな天気ではやらないが、集まった皆さんと最後までやり切れてよかったです」と話していました。
    参加した学生は「スプレーで絵を描くのは初めてだったので、すごく楽しかったです。思ったよりも完成度が高くて驚きました。」と地図アートの完成度の高さに興奮した様子でした。
sdgsアイコン

世界にもイイコト。
ちょこっとSDGs

今回の取り組みでは、渋谷区における避難場所等の位置の認知向上、仮囲いへの落書き防止の為、地図アートを作成しました。また地図はSDGsの目標を表現した17色で彩りました。このプロジェクトを通じて、渋谷区内の良好なつながりを支援し、サステナブルな街づくりに取り組んでいきます。 ※SDGs…「持続可能な開発目標」国連加盟193ヶ国すべてが合意する世界共通の目標で、貧困や飢餓・テロや紛争・ジェンダーや社会的格差・気候変動など世界で起きているさまざまな問題を背景に、2015年に国連サミットで採択。2030年前の達成を目指し、17の大きな目標と169の具体化した目標で構成されている。東急不動産ホールディングスとしても、事業を通じて取り組む目標を設定しています。